【会員コラム-No. 37】(キャリアネット通信 2025-No. 9)
「目標設定」
大学卒業後、実家の社会保険労務士事務所に就職16年勤務。仕事は中小企業の健康保険、雇用保険、労災保険、年金申請の手続、就業規則の作成です。1970年代は保育園が整備されていなくて、無認可保育園に子供を預けて働きました。
得意先の外資系金融から声がかかり、軌道にのっていたレールの元から外れ転職。会社の研修でダイバーシティ(多様性)という用語を初めて知りました。性別、年齢、国籍、人種、障害、価値観など様々な違いを尊重する。この企業理念を持った社風でしたので、女性が活躍できる会社でした。人事考課のツールである目標(ゴール)設定をして達成度を自ら検証することを学びました。
入社時は社会保険労務士の資格が生かされる人事部に配属されましたが、外資系金融で初めての健康保険組合を設立する部署に転籍となり、医療費削減のため社員の健康増進の企画をしてきました。外資系企業は組織の変動が多く、転職は当たり前、永年勤続はありません。退職も考えたこともありましたが、22年間働き続けることは自分の成長でもありました。
2年前にキャリアネットに入会して、年齢を重ねることはキャリアを積み重ねること。新たに意識改革の機会をいただきました。
今後の目標設定が2つあります。
- ボランティア活動(公益性のある団体での活動など)をする。
- 大自然に触れる海外旅行。25年前にイグアスの滝を訪れ水量と轟音に圧倒され、人は自然に逆らえない、畏敬の念を感じました。直近では、夕日があたるマッターホルンに魅せられました。