実践キャリアネット

【会員コラム-No. 38】(キャリアネット通信 2025-No. 10)



「ピカソとセラミック」

9月6日(土)実践キャリアネットの交流会でヨックモックミュージアムに行きました。10名参加で現地集合。青山学院中等部前のバス停からすぐの所で、大通りから一歩入った閑静な住宅地の中にありました。出迎えてくださった学芸員さんの熱心な説明を聞きながら見て回りましたが60歳を過ぎ、すでに巨匠と言われたピカソがセラミックと出会い多くの作品を残していたことは知りませんでした。美術館の楽しみ方の1つに「我が家にあったらいいと思う絵や作品を見つける」があります。ピカソは難しいと思っていましたが、そう見ればどれも素敵です。これは色鮮やかな絵皿として我が家のリビングに飾りたい、あの一番小さいフクロウの焼き物が可愛い、私のパソコンデスクにちょこんと置いて筆立てにしたら仕事も楽しい。(ピカソに対して何て失礼!)

驚いたのはミュージアムがガラスケースに入れずに公開しているピカソの絵皿が置いてあったこと。写真撮影もOK!「でも真上から撮らないでくださいね、スマホ落としたら当たって割れちゃいますから」とにっこり笑顔で学芸員さん。

ほの暗い館内から2階へ行くと一転して陽射しが差し込む明るいホール。壁にはたくさんの絵皿が。もう食器が壁いっぱいに飾ってあるとしか見えなくなってしまいました。あの藍色で描かれたお皿はシャインマスカットを盛ったら映えるだろう、魚が大きく描かれた渋い色の大皿には彩りよく料理を盛り合わせて食べていくうちに魚の姿が見えてきて楽しい。白い地の深めのお皿にはグリーンサラダ。黒地のお皿はパスタにしたい。それもカルボナーラが合う。ピカソの有名な絵はちっともわからない自分も焼き物の器としてみたら楽しく見てまわることができました。その後はギャラリー併設のカフェでクラブハウスサンドイッチのランチ。様々な話題でおしゃべりし親交を深めました。

〈ピカソ・セラミック「見立て」の芸術〉は2025年12月28日まで開催しています。渋谷駅からバスですぐです。お友達とゆったりした時間を過ごしてはいかがでしょうか。

(キャリアネット会員A.I.)