【会員コラム-No. 39】(キャリアネット通信 2025-No. 11)
11月は「児童虐待防止月間」です。オレンジリボン運動に参加する会員のコラムです。
「初めての参加で思うこと」
数年前から「子ども虐待防止オレンジリボン運動」の名ばかりのオレンジリボンサポーターをしております。先日、初めて「オレンジリボン市民ミーティング」に参加いたしました。
参加者は20名にも満たないミーティングでしたが、参加者が子どもの虐待に心を痛めて日本の子ども達の為に日々ご苦労を重ねているのを実感いたしました。
子どもの虐待死は年間70数名に及び、小児科学会の報告では年間約350名にも上ります。これは小児科医が虐待の疑いがあってもハッキリと断定出来ないことに起因します。毎日一人の子どもが虐待死していることになる数字です。
虐待の加害者は「母親の交際相手」が多いと認識されることもありますが、これはメディアがセンセーショナルに報道するための手段で実際は実母が4割、実父が1割となっています。2021年度の被害者の8割が3歳以下で、0歳児が48%となっています。
虐待には皆様ご存知の様に、①身体的虐待(殴る、蹴る、叩く(2013年に明記)、冷水を浴びせる、etc.) ②性的虐待 ③ネグレクト(育児放棄、不衛生にする、病気なのに病院へ行かない、自動車内への放置、etc.) ④心理的虐待(大声で怒鳴る、脅す、暴言、etc.)があります。 これらを引き起こす原因は家族の中が大変な時(離婚、介護、病気等)が多くを占めています。アメリカのテレビドラマの中では警察、児童保護局が強い権限を持って自宅から子どもを連れ出す場面がありますが、日本ではその権限は無くあくまでソフトな対応です。私ももう少し権限があれば助かる命も有るのではと思ってしまいます。日本ではソフトな対応からその家族に合った対応を検討していきます。
子どもは「始めの100ヶ月」を大切にと言われています。100ヶ月とは、妊娠から小学校入学までの期間です。
もし、虐待を疑う事がありましたら、電話番号189(いちはやく)に電話してください。
全国の児童相談所へ24時間通じます。そこから警察へ連絡が行きます。または相談専用ダイヤル0120-189-783へ。緊急の時は110番です。
虐待の加害者は「母親の交際相手」が多いと認識されることもありますが、これはメディアがセンセーショナルに報道するための手段で実際は実母が4割、実父が1割となっています。2021年度の被害者の8割が3歳以下で、0歳児が48%となっています。
虐待には皆様ご存知の様に、①身体的虐待(殴る、蹴る、叩く(2013年に明記)、冷水を浴びせる、etc.) ②性的虐待 ③ネグレクト(育児放棄、不衛生にする、病気なのに病院へ行かない、自動車内への放置、etc.) ④心理的虐待(大声で怒鳴る、脅す、暴言、etc.)があります。 これらを引き起こす原因は家族の中が大変な時(離婚、介護、病気等)が多くを占めています。アメリカのテレビドラマの中では警察、児童保護局が強い権限を持って自宅から子どもを連れ出す場面がありますが、日本ではその権限は無くあくまでソフトな対応です。私ももう少し権限があれば助かる命も有るのではと思ってしまいます。日本ではソフトな対応からその家族に合った対応を検討していきます。
子どもは「始めの100ヶ月」を大切にと言われています。100ヶ月とは、妊娠から小学校入学までの期間です。
もし、虐待を疑う事がありましたら、電話番号189(いちはやく)に電話してください。
全国の児童相談所へ24時間通じます。そこから警察へ連絡が行きます。または相談専用ダイヤル0120-189-783へ。緊急の時は110番です。
(キャリアネット会員MI)
