『草双紙って何? 赤本・黒本青本は主張する』 令和7年2月 平凡社刊
実践桜会国文学科会会員 松原哲子氏の新刊本のお知らせです。
松原氏は平成7年度実践女子大学卒、平成14年度実践女子大学大学院卒、文学博士で草双紙の研究者です。
草双紙とは、江戸時代に庶民文化が花開くなかで出版された娯楽本のことです。背景には木版印刷の隆盛があります。読み物(草紙)、挿絵、浮世絵などの作品は、今も多くの人に親しまれています。
本年令和7年のNHK大河ドラマは、吉原に生きた江戸の版元(出版社)蔦屋重三郎が主人公です。その蔦重より少し前に活躍した版元に、鱗形屋孫兵衛
がいます。
4月26日(土)の国文科会総会では、その鱗形屋孫兵衛について松原氏から「鱗形屋孫兵衛と江戸の戯作」と題した記念講演をしていただく予定です。孫兵衛が出版した草紙『金々先生栄花夢』は、現在でも高い評価を受ける、戯作の代表作の1つです。この作品を中心にお話しいただきます。どうぞ皆様ふるってご参加をお願いいたします
松原哲子氏 略歴
平成7年度実践女子大学卒、
平成14年度実践女子大学大学院文学研究科
国文学専攻博士後期課程満期退学 文博
人間文化研究機構 国文学研究資料館 特任准教授
4月26日(土)の国文科会総会では、その鱗形屋孫兵衛について松原氏から「鱗形屋孫兵衛と江戸の戯作」と題した記念講演をしていただく予定です。孫兵衛が出版した草紙『金々先生栄花夢』は、現在でも高い評価を受ける、戯作の代表作の1つです。この作品を中心にお話しいただきます。どうぞ皆様ふるってご参加をお願いいたします